Staff Voice は、N2interiorに関わる人たちの
“暮らしとインテリア”についてのリアルな声を届けるインタビューシリーズです。
Vol.1 では、創業当初からN2interiorに関わる男性スタッフにインタビュー。
もともとインテリアにまったく興味がなかったという彼が、
今では空間を“遊ぶ”ように楽しむようになった理由とは?
日々のちょっとした気づきや、お気に入りのアイテムを通して生まれた変化について、
率直に語ってくれました。
_________________________________
家具はただの道具、だった
「昔の自分にとって、家具は“生活を回すための歯車”でした。
とにかく座れればいい、モノが置ければいいっていう感覚で、
空間にこだわる意識はまったくなかったんです」
そんなスタッフに変化が訪れたのは、
N2interiorの家具と日常的に関わるようになってから。
空間にある“ちょっとした余白”や、
“置き方の工夫”に気づいた瞬間が、きっかけだったそうです。
「たとえば、クッションをちょっとずらして置くだけで空気がふっとゆるむ感覚があって。
それって不思議なんですけど、自分の気持ちにも作用するんですよね。
“完璧じゃなくていいんだな”って思えるようになってから、
部屋づくりのハードルがすごく下がった気がします」
お気に入りのアイテム:Tablecloth Side Table
スタッフがもっとも愛着を持っているアイテムが、
N2interiorのロングセラー「Tablecloth Side Table」。
ブランドの初期から展開しているこのテーブルは、
スタッフにとって“暮らしの相棒”のような存在だそうです。
「最初に見たとき、正直“反則だな”と思いました(笑)。
テーブルクロスがヒラッと落ちたその一瞬を、
そのままかたちにしてしまうなんて。完全に一目惚れでした」
Tablecloth Side Table は見た目だけでなく、機能面でも優秀。
強化アクリル製なので屋外でも使え、
濡れてもサッと拭くだけで手入れも簡単。
「中にライトを仕込めばオブジェになるし、
花瓶を置けば舞台装置みたいになる。
毎日ちょっとずつ表情が変わるので、見ていて飽きないんです。
友だちが遊びに来たときは100%“これ何!?”って聞かれます(笑)。
そこから話が広がるのも楽しいですね」
“整っていなくてもいい”と思えるようになった。
「朝、テーブル越しに差し込む光を見て“今日もいけそう”と思える瞬間があったり、
夜、キャンドルの光が曲線にまわり込んで、
自宅なのにまるでギャラリーみたいに感じられたり。
以前の自分には、想像もしてなかったことです」
家具はただの“モノ”じゃなく、“気分のスイッチ”にもなる。
そんな実感を重ねていくうちに、
空間に対する向き合い方も変わっていったそうです。
「ちゃんと整ってなくてもいい。
少しでも“気分が上がる”瞬間があれば、それで十分なんですよね。
今は、そういうゆるい感覚でインテリアと付き合えるようになったことが、
いちばん大きな変化かもしれません」
最後に。
インテリアは、特別な誰かのためのものではなく、
「自分らしく暮らす」ための手段のひとつ。
大切なのは、整えることよりも、楽しむこと。
次回もまた、
N2interiorのスタッフのリアルな声をお届けします。
どうぞお楽しみに。
______________________