空気を吹き込むように、生まれるかたち
イタリア・ヴェネツィア発〈Miniforms〉のガラステーブル

1970年代、イタリア・ヴェネツィアで生まれたMiniforms(ミニフォーム)。
このブランドをひと言で表すなら、「型にはまらない、誠実なものづくり」

流行や肩書きに寄り添うのではなく、
「自分たちが本当に好きなものを、誇りを持ってつくる」
その姿勢を、長い時間をかけて育ててきました。

伝統を大切にしているのも、クラシックだからではありません。
この土地で生まれ、育ち、日常として触れてきたものだから。
ヴェネツィアという場所の空気そのものが、Miniformsのデザインには流れています。
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空気の一吹きから生まれた、ガラスのテーブル

逆さにして、空気を吹き込む。
その一瞬から、SODAテーブルは生まれました。
製作を手がけるのは、
ヴェネツィア近郊、ムラーノ島に残る数少ないガラス職人たち。

一つひとつ、吹き、引き伸ばし、形を整える――
すべてが手仕事です。
使用されているのは、Murano glass(ムラーノガラス)。
鉛を含まない「ソーダガラス」で、
ソーダのように透明感があり、どこか素朴な美しさを感じさせます。

しっかりとした厚みがありながら、光を含むと柔らかく反射し、
見る角度や時間帯によって、表情が変わるのも魅力。
もちろん、同じものは二つと存在しません。
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小ぶりながら、空間に静かな存在感を。
ソファ横やベッドサイドに、彫刻のようなアクセントとして。


スクエアフォルムが生む、安定感とモダンさ。

透明でありながら、空間をきりっと引き締めます。

やわらかな曲線が印象的なオーバル型。

光を受けたときのグラデーションが、特に美しい一台です。

SODAシリーズの魅力を、最もストレートに感じられる定番モデル。
ガラスそのものの美しさを、じっくり味わえます。

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空間に置いたとき、
「ガラスのテーブル」以上の存在になること。
素材、技術、そしてほんの少しの遊び心。
SODA Collectionには、Miniformsらしい軽やかな哲学が、静かに息づいています。















