N2interior ディレクター 藤野寛子の日常に触れる
『The Director's Perspective|暮らしの視点』Vol.26
このコンテンツは、
ディレクター藤野のInstagram 1フォロワーだった N2 interiorスタッフが
彼女と共に時間を過ごす中で生まれたものです。
今回は、北海道への旅で訪れたモエレ沼公園について。
そこに流れる時間と、受け継がれていく思想に触れたことで、
藤野が日頃から考えている「風化しても風化しないもの」へと話が広がりました。
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最近は北海道へ。
目的地はいくつかあって、中でも楽しみにしていたのが、モエレ沼公園。

イサムノグチの遺作とも言われている場所。
着いて最初に感じたのは、「ひろーーー!」。笑
彼はここの設計を29歳で構想していて、結局初めて北海道を訪れたのは83歳の時。
そして完成を待たずしてこの世を去った。

没後17年の時を経て、意志を受け継ぐ人々によってようやく公開されたのがモエレ沼公園。
「地球の彫刻」という思想のもと作られたここは、
イサムノグチ亡き後もこうして人の心を動かし続けてていて、
時が経つほど価値が深まっている。

私は普段から、「風化しても風化しないもの」をよく考えていて。
たとえば日本では、住宅を何世代にもわたって残していくことは現実的に簡単ではない。
でも、家具ならできるはず。
暮らしの中で受け継がれ、時にはアートピースとして飾られ、傷がつけばリメイクされながら、新しい持ち主へと渡っていく。

使い手が変わっても、ボロボロになっても、
そこに込められた思想だけは風化しない。
わたしも、自分亡き後にも大切に受け継がれていくような、
そんな家具との出会いを、一人でも多くの人に届けられたらと。
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長い時間を経てもなお、人の心を動かし続けるもの。
それは、かたちだけではなく、
その奥にある思想まで受け継がれていくものなのかもしれません。
N2 interiorが届ける家具も、日々の暮らしの中で大切に使われ、
いつか次の誰かへと受け継がれていく存在であれたらと思います。















